こんにちは!ご訪問ありがとうございます。
Planet Nostalgia製作者の岡田です。
質問箱の方にこのようなご質問をいただきました。ありがとうございます!
書き留めたメモを参考にしています。詳しく書かせていただきましたので、よろしければこちらもどうぞ( ´∀`)/https://t.co/fP2ixmhCj0#peing #質問箱 https://t.co/rmHkPyoE81 pic.twitter.com/uBJa9zbpy8
— Planet Nostalgia*シルバーアクセサリー (@planetnostalgia) 2018年1月30日
おおおおお、シンプルだけどとても難しいご質問・・・!
「そんな難しいものでは・・・!さらっと答えてくれたらいいんですよ!」という質問者様の心の声が聞こえてきそうですが“さらっと”お答えしてしまうと
「んー・・・、あれ?無いぞ?」
という結論に走ってしまいそうだったので、そんなことはないだろうと自分でツッコミを入れつつ、そもそもなんで無いんだよという理由も探りながらお答えしたいと思います。
膨大の先にある、偽りの「ありません!」
一つのアクセサリーが出来上がるまでの私の作業を大雑把に分けると
モチーフを決める→作り方を決める→七宝を作る→シルバーを作る→組み合わせて完成!
という流れになっております。
作品によっては“作り方を決める”以降、シルバー→七宝に順番が変わっちゃったりしますが、こちらはさておき。
複数の段階を踏んで初めて「作ったよー!」と言えるものが出来上がるのですが、それぞれの段階で参考にしているものが全く違っていたりします。
このバラバラさ加減が第一声の「ん?無い?」に繋がっているんですね。
私よ、それは結論が早すぎるだろう。
作りたい「これ」の見つけ方
ご質問の中で”映画、音楽など”という単語を上げてくださっていたので、きっと世界観に直結するものについてのお訊ねかな?と推察しております。
映画や音楽のご紹介ではご期待に添えることができないのですが(あまり見ないので、めちゃくちゃ疎いんです!すみません(;'∀'))「モチーフを考えるときに参考にしているもの」をメインにお答えしようかなと思っています!
「イメージのストック」を作っています。
制作の忙しくない時には調べものを多くしています。
制作中に「今つくっているものとは全然違うけど作ってみたくなったもの」や、ふとしたことで急に思い付いたものでも、出来る限りその場でメモしておいて、時間のあるときにそれにまつわるいろんなことを検索したり、辞書を引いたり、何でこんなことメモしたんだ?と思い出したり・・・
制作に取り掛かる前にこのメモやスケッチを見直して、実際に作るものを決めています。
一番いろんなものがごっちゃになっている箇所がこちらの写真のページでした。
左のペラ紙は(ページに挟まってました)夢で見た情景のスケッチ。ノートは左が制作技法アイデア(ボツ案)と夢で見た情景のスケッチ、調べた単語のメモ、右ページはデザイン案のメモ、気になる単語の覚書き・・・といろいろごっちゃです。
ノートのポケットには新聞の切り抜きやこれまたチラシの裏に書いたメモなどが入っています。
作りたいモチーフをやらなければいけないのに調子が出なくて何も思い浮かばない時などにも助けられています。
これを見ながらデザイン案を練って、練った跡形も含めてまた次の作品の案の肥やしになる・・・という、こう書くとなんか紅茶キノコとか、創業時以来つぎ足され続けている秘伝のソースみたいな感じですね。
おまけ:作業用BGMの話
じゃあ制作の時音楽は聴かないの?という疑問はあるかと思いますが(あるかな?)
機械の音を聞いていなければいけない作業の時以外は聞いていますよ!
完全に作業用BGMなので、作品の雰囲気に一致するような曲ではありません(^^;)
最近は寒くて暗いので、ストリーミング再生でブラジルのヒットチャートを流しまくっています。
日本語は気持ちが歌詞に引きずられそうになることがあるので、今は言葉が分からない曲の方が有難いです。
それでは、今日もご安全に!
いかがでしたでしょうか?
こうやって自分のアイデア出しを改めて振り返ってみるということは今までなかったので、自分自身でも「ははあ、こうなっていたのか・・・」と貴重な経験でした。
お答えになっているのか不安なところではありますが、改めて、ご質問ありがとうございます!
今回はメモやスケッチに重点を置いたお答えになりましたが
「メモに残すことはどうやって決めているんだい?」というところまで書こうかなー、そこまでいらんかなーと思いながら書いておりました。
また気が向けば続きを書くかもしれません('ω')ゞ