こんにちは!
ノスタルジックなモチーフアクセサリーを制作しております、Planet Nostalgia(プラネットノスタルジア)制作者の岡田です。
夜間はすっかり肌寒く、このままだと風邪を引いてしまう予感すら出てきました(>_<)
この頃は調節が難しいですね!
お互い体調不良には気をつけて、季節の変わり目を楽しみましょう~!
さてさて、今日は制作日誌は少しお休みをいただいて、前回触れさせていただいた「きのこの幼菌」についてお話し致します。
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Contents
この頃に増える?!白いきのこ
きのこアクセサリー記事を書き始めた日は、珍しく夕立が続いていた頃でした。
夕立が上がったタイミングで、用事ついでに散歩に出たのですが、道脇の土手にポコポコと白いきのこが顔を出していたのです(゚∀゚*)
その場所は、ほぼ毎年・同時期に白いきのこが発生しているので(去年は天候のせいか、少なかったですが・・・)、どうやら菌が根付いているようですね。
今年は連日の夕立で発生しやすくなったのかもしれません。1つ枯れても後から生えてきて、今でもたくさんの白いきのこを見ることができますよ。
こちらは、一昨年の写真。
今年はかわいい双子キノコさんもいました。
この白いきのこの正体は何かと思ったときに、真っ先に調べてみるのはインターネットではないでしょうか?
私もそうです。便利になったもんですね( ´ω`*)
全くあたりの着かない時は、ネットで検索してから本を調べたりしています。
で、ふと思い立ったのですが、Googleトレンドで「白いキノコ」を調べてみると・・・?
きれいに毎年9月がピークになってるー!
「白いキノコ」について調べる人が9月に多いということは、9月に「得体の知れない白いキノコ」が気になる人が増えてくるということ!
気になるってことは、やっぱり見かけてるんでしょうねぇ(笑)
検索トレンドからもきのこの生えてくるピークが見えてくるというちょっと面白い結果でした。
そこで次に気になるのは・・・
この白いきのこの正体は?
これに尽きると思います。
でも、その前に・・・!
白いきのこには要注意!
白いきのこを見つけて、真っ先に疑わなければいけないのは、ドクツルタケ!
ドクツルタケは、間違って食べると必ずと言っていいほど死に至る危険なきのこです!
欧米では「破壊の天使・死の天使(Destroying Angel)」と呼ばれて恐れられているくらいです。
ただ、ドクツルタケのみをそう呼ぶのではなく、ドクツルタケに似たような白いきのこ(シロテングタケも毒きのこですね)についてそう呼ぶそうで、つまりは「白いキノコには気を付けろ!」という教訓がこの呼び名に集約されているように思えました。
で、このきのこは何かな?
実は初めてこのきのこを見つけたとき
「うわ!!ヤバい、見るだけにして近づかないでおこう」と思い、特に調べなかったんですよ(^^;)
今回見つけたとき、なんか違う?と感じて調べてみました。
・ツボがない?
ドクツルタケには特徴として、真っ白な姿、柄にツバ、根元にツボがあります。
今回見つけた白いきのこ、ツバはあるけどツボらしきものがないんですよね・・・
・ここは山中じゃない
ドクツルタケの見つかる場所は、主に針葉樹林や広葉樹林。
このきのこたちのいる場所は、お世辞にも森林とは言えない土手でした。
・柄にささくれがない?
ドクツルタケの特徴の一つ「柄のささくれ」。
こちらも見られませんでした。
・傘の裏の色は・・・?
今回「ドクツルタケじゃないんじゃないかな」と思った決め手はこちらでした。
開いたキノコは時間が経つにつれ、裏側がどんどん黒くなっていったのです。
このきのこは最終的には真っ黒になっていました。
柄もささくれと言うよりか滑らかですよね・・・
これも少し古くなっていますが、裏側が黒くなっています。
恐らく正体は「シロオオハラタケ」
「ツバあり、ツボなし、傘の裏が変色する特徴を持つ、ドクツルタケと間違えやすい白いきのこ」で調べてみたところ、名前が挙がったのが「シロオオハラタケ」。
シロオオハラタケは食用になるそうですが、間違えると・・・なので、私はこのきのこを食べることなんて、到底考えられません(^^;
私みたいなきのこ素人にとって、道で見かけるキノコはみな鑑賞用だと思っているぐらいがちょうどいいんでしょうね。
きのこの同定の難しさ
きのこは菌体!
一般的に言われている特徴なんて、生える環境一つで変化してしまいます。
そして、時間の経過によって、どんどん見た目も変化して一定ではありません。
今回、この記事を書くために、三年分の写真を見返してみたのですが「これ、同じ種類だと思ってたけど、別のきのこじゃ?」という疑惑がどんどん沸いてきて、今回は出さなかった写真もあります。
きのこはかわいいだけでなく、一つ間違えると大変なことになる危険なものと自戒して、これからも楽しく愛でていきたいと思います!
今回はかなり長い記事でしたが、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました!
あなたの物語はいつもあなたと共に、Planet Nostalgiaの岡田でした。